授業受けるべきか内職するべきか
どうも。クーラー無しでは生きれない無我です
今回はタイトルにもある通り、自分の経験から「授業」と「内職」について考えていきたいと思う。ここでいう内職とは、授業中に授業と関係のない問題集をする、あるいはそもそも授業に出席せず、独学で勉強を進める事を言っている。「授業」と「内職」に関しての僕の意見をほぼ全てまとめているつもりだ。
実は僕は今、3浪目を自宅浪人、通称「宅浪」という形で謳歌している訳だが、1浪目は大手予備校に通っていた。その予備校時代の経験、プラス自分の高校時代の経験から、「授業」「内職」について自分なりの見解を示していきたい。
まず成績を伸ばす条件を考える。まだ合格を掴めていない僕が言うので説得力はないかもしれないが、成績(受験における点数)というものは
【インプット」と「アウトプット」を繰り返す】事で伸びていく
ものだと思っている。
ここでいう「インプット」は
「主に新しい知識を頭に入れる」作業
であるということだ。例えば授業で新しい事を習う、体系的にまとめられた参考書などを読み込むなどすることで知識を体系的に身につけることなどをさす。
一方「アウトプット」は
「蓄えた知識を答案として表現する」作業
であるということだ。例えば問題集や過去問を解くことで、入試本番の解答形式に慣れる、解けない問題を見つける事で知識の抜け(インプット不足)を補うことをさす。
この分類でいえば、授業というものは演習メインの授業などの一部例外を除けば、一般的には「主に新しい知識を頭に入れる」作業、すなわちインプットに分類されることが分かる。これが「授業」の分類である。
この前提を踏まえた上で「内職」を考える。
もし授業の内容が初学である場合、
「インプットの作業がまだ終わっていない」ということになる。インプット無しのアウトプットはあり得ないし、逆に非効率であるから大人しく授業を受けた方がいいだろう。
なぜなら、授業は最高に効率のいいインプットツールであるからだ。45分、あるいは50分机に座って集中するだけで多くの初見の知識が身につけられるものなど、そう簡単にはない。
だが一方で、主に予備校生に言いたいのだが、授業の内容が既習である場合はどうだろうか。
確かに知識の抜け(インプット不足)はあるかもしれない。しかしそれを補うのは同じインプットツールである授業だろうか?
違う。インプット不足を補うのは「アウトプット」分野である。
ならばどうするか。授業ではなく、問題集や過去問で自分の知識の抜けを発見しもう1度覚え直す作業が必要なのではないか。「合格するためには。」
受験生には時間がない。よく時間は有限だと言われるが、受験生ほどこの言葉の重みを実感している人間はこの世にいないと思う。僕に言わせれば、
「既習の内容をもう一度授業される時間は受験生にとってこの上なく無駄な時間」だと思う。
特に予備校生、担任や教務がよく言う、
「受かる人はちゃんと授業をうけてますよ。」
「去年合格した先輩はこの講座をとってました。」
は全部ウソだ。
ノルマを達成しようと躍起になる彼らの言いなりになってアウトプットの時間を奪われ、僕のようにみじめに3浪するか、
インプット、アウトプットのうち、自分が合格するためにはどちらが欠けているのか考え、場合によっては適当なところで見切りをつけ、合格へと向かうか。
後者になりたいのなら、「既習の授業、これ以上インプットが見込めない授業は切る」という選択は時間節約の面からしても必要だと思う。
「授業をうける」
を目的として予備校や高校に通わないこと。
「合格する」
ことを目的として、受験生には毎日を過ごしてほしい。
長くなったが、以上をもって、「授業」「内職」に関しての自分の意見、不合格体験記からくるアドバイスを述べさせて貰った。参考になれば幸いである。
無我